こんにちは、齋藤です。

突然ですが「なりたい自分」ってありますよね?

「もっと優しくなりたい」「もっと明るくなりたい」「リーダーシップの取れる男になりたい」「もっと情熱的な男になりたい」「やる気に満ちたナイスガイになりたい」などなど。

とにかく今よりもっとナイスな自分になりたい

そんな向上心あふれる素敵な願望をあなたもお持ちかと存じます。

しかし残念ながら、そう思っていても実現できる人はそう多くありません

理想の自分になるためには、実際に行動し続ける必要があるからです。

そこで今回は、理想の自分に近づくための数あるTipsの1つとして、なりたい自分の行動的翻訳を提案してみたいと思います。

 

行動的翻訳で人は行動する

 

行動的翻訳とは、人に行動をしてほしい時にあいまいな願望ではなく具体的な行動的指示に落とし込むことです。

 

そもそも人は指示が抽象的だとなかなか行動することができません

どのように行動すれば良いかイメージがしにくいので、実行するハードルが高くなるからです。

たとえば、ただ「お客様が快適にお買い物できる接客をしましょう」と指示するだけでは、スタッフは思ったように行動してくれないでしょう。

具体的にどのように接客すればお客様が快適に買い物できるのか不明確ですし、仮に指示された人が適切な行動を取れるのだとしても、それが本当に正しいかわからないので行動に移しにくいからです。

 

このような曖昧な指示や願望は、具体的な行動に分解することで人の行動を引き出しやすくなります。この抽象的な指示を具体的な行動に分解する作業が行動的翻訳です。

身だしなみはどう整えるのか、どのように声かけすれば良いか、どのような点に目を配れば良いのか。

このように行動的な観点からお客様の快適な買い物につながる行動を具体的に提示することで、スタッフがその目的に適う行動を起こしやすくなるように仕向けることができるのです。

 

実際に、ある実験では、曖昧な指示と具体的な指示をした場合で人の行動に差が生まれることがわかっています。

会員制プールの客に皮膚ガンの予防を呼びかける時に、ただ「皮膚ガンを予防しましょう」と指示した場合と、具体的に「プールサイドでは日陰に入る」「顔が日陰になるようなつばのある帽子をかぶる」「上半身はTシャツを着る」「サングラスをかける」「SPF2以上の日焼け止めローションを塗る」という5つの指示を出した場合では、前者より後者の具体的な指示の方が日焼け止め行動が実施されやすかった。(杉山尚子著「行動分析学入門」より)

 

自分自身に行動の仕方を教えるという考えが必要

指示を具体的な行動に落とし込む。

これは、ある程度マニュアル化がなされている企業では当然かもしません。

 

しかしこの行動的翻訳の重要性は、自分自身に対しても同じことが言えます

例えば、ただ「社交的になりたい」では自分自身に行動させるには指示があまりにも曖昧です。

例えるなら新人の営業マンに「とりあえずアポ取ってこい」と指示するようなものです。

具体的にどのように行動すれば良いか分かるのであれば、それを教えてあげる方が遙かに行動に移しやすいことは想像できますよね。

ですから自分自身に対しても、社交的になるにはどのような行動をすれば良いかをしっかり教えてあげる必要があるのです。

 

そのために、たとえば社交的になりたいのなら「社交的」とは具体的にどんな行動を取ることなのか、過去の記憶から思い浮かべてみます。

周りにあなたが理想とする、あるいは理想に近い社交的な人がいるのなら、その人の行動を観察してみても良いでしょう。

その中で、「これは社交的な行動だな」と思ったものをどんどん挙げていきます。

 

例えば、

「グループを作る際に、自分から声をかける」

「相手の話に合わせて、会話を盛り上げている」

「交流会などに積極的に参加している」

「困っている人や忙しい人を助けている」

「人前でも大きくはっきりした声で話している」etc・・・。

など様々な行動が挙げられるでしょう。

 

このように、理想の姿を具体的な行動に翻訳すれば、自分自身に出す行動的指示が明確になります。

何をすれば良いか明確になった分、会員制プールの客が皮膚癌ガン対策を実行に移したように、理想の自分になるための行動が起こりやすくなります

たとえ行動できないとしても、行動的翻訳によって標的となる行動が分かっているのであれば、なぜその行動できないのかを分析して改善につなげることができます。

そう、行動分析学と習慣マネジメントを使えばね。

 

まとめ

・行動的翻訳とは、曖昧で抽象的な指示や願望を具体的な行動に落とし込むことである。

・行動的翻訳によって、人は行動しやすくなる。

・理想の自分を行動的翻訳すると、それに向かって行動しやすくなる。また、行動できなくてもその理由を分析し、改善につなげることができる。

 

そもそも社交的とか情熱的などの性格は人の行動傾向を簡潔な表現で言い換えただけのものです。

だから、具体的な行動に翻訳しないことには、理想の自分にアプローチすることができないのです。


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習慣マネジメンター。「習慣は最も無理なく行動をコントロールして成果をもたらすアプローチである」を信条に活動。日本行動分析学会会員。
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