こんにちは、齋藤です。

突然の自己開示になりますが、私は昔っからのテレビっ子です。

WOWOWにも加入しているくらいです。

で、現在好きなテレビ番組の1つに「LIFE!」という番組があります。

NHKで月一ぐらいのペースで放送している、いわゆるコント番組なんですが、第一線で活躍する俳優とかアーティストなどがよくゲストとしてコントに参加するので観ていて面白いです。(さすがNHK!)

 

そのゲストの一人として歌舞伎役者の市川猿之助さんが出演されていたんですが、トークコーナーである意味役者らしからぬコメントをされていて、それが興味深かったのでご紹介したいと思います。

 

「演技に感情を入れない」

そのトークコーナーで猿之助さんはこのように話されていました。

これって意外じゃないでしょうか?

だって俳優さんのインタビューとかを聞いていると、脚本を読み込んでその役の感情をいかに引き出すかに腐心したとかそういうコメントをされていますよね?

いかに感情を表現するかが役者の価値みたいな風潮があると思うんです。

 

でも、あの市川猿之助氏が演技には感情を入れないと言うのです。

歌舞伎が感情に乏しいものかと言えば、もちろん決してそうではありません。

私も一度だけ観劇したことがありますが、むしろ歌舞伎ほど喜怒哀楽がはっきりしている演劇はそうないでしょう。

 

では、歌舞伎役者はその激しい感情の波をどのように表現しているのか。

その秘密は「型」にあるそうです。

歌舞伎には感情を表す型が用意されていて、その型を完璧にこなすことでその役の感情を表現するそうなんですね。

だから、役者個人があえて演技に感情に入れる必要がないというわけなんです。

古来から培われてきた型を完璧に模倣できる、そんな人が一流の歌舞伎役者だと言えるのかもしれません。

 

徹底的にパクれ!

この話を聞いて感じたのは、人を真似ることの大切さです。

歌舞伎役者は用意された型を何度も何度も練習して観客を感動させる演技を完成させます。

荒い言い方をすれば、先人が培ってきたものをパクっているのです。

しかも徹底的にです。

まさにTTP(T:徹底、T:的に、P:パクる)です。

 

つまり、歌舞伎役者はTTPによって一流になることができるのです。

一流になるためには徹底的にパクる。これは大いなる示唆です。

 

幸い今の時代は、理想の自分になるため私達がこれから歩みたい方向へ既に多くの偉大な先人達が道を切り開いてくれています。

そしてその恩恵は、本屋だったり、ネットだったり、セミナーなどで容易に受けとることができます。まさにTTP天国です。

だから私たちも、自身の理想の人生を実現するため、この恵まれた環境をフル活用していけば良いのだと思います。

変に自分を出すよりも、まずは実績のある人を徹底的にパクれ!

これが市川猿之助氏から私が学んだことでした。

 

個性はTTPの先に現れる

一流になるためには徹底的にパクることが大切。

 

その一方で、一流になるには個性を出すことが必要という見方もあると思います。

ですから、人の真似ばかりをしていて自分らしさが出せるのかという疑問も出るかもいしれません。

 

しかし、TTPの体現者であられる歌舞伎役者の方々は実に個性的ですよね。

その理由は、いくら人の真似をしても結局のところ自分らしさは隠せないからだと思います。

だから、個性が埋没することなど恐れずどんどん先人達をTTPしていけば良い。

培われたスキルや経験、そして滲み出る個性が私たちをオンリーワンにしてくれる

そう私は感じました。終わり。

 

P.S.

猿之助さんのコントはめっちゃ面白かったです。


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習慣マネジメンター。「習慣は最も無理なく行動をコントロールして成果をもたらすアプローチである」を信条に活動。日本行動分析学会会員。
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