こんにちは、齋藤です。

「好きなこと」

それは、私たちが日々を生きていく上で欠かせないものです。

好きなことがあるから辛いことだって頑張れる、それが人間です。

しかし、そもそも好きなことが見つからないという方もいらっしゃるでしょう。

好きだと思ってやってみたら実際には面白くなかった、そんな経験が積み重なって、結局自分が本当に好きなことなんてないんじゃないかと落ち込んでしまう人もいるのではないでしょうか。

そんな人のために、好きなこととは何か、見つけるにはどうしたら良いかを行動分析学の観点から探ってみたいと思います。

 

好きなこと=頻度の多い行動=強化された行動

 

好きなことを客観的な視点から考えれば、単純にその人が起こす頻度の多い行動といえます。

例えば、楽器を弾いたり、コンサートに行く人は音楽が好き。

休みの日は1日中ゲームをしている日はゲームが好き。

よくスポーツをしている人は運動好き。

アフターファイブにジムに通う人は筋トレ好きで筋肉好き。あるいは苦痛が好き。

一般的に考えて、このような判断の仕方は妥当ではないでしょう。

 

行動分析学では、生起頻度が多い行動を強化された行動と呼びます。

なので、

好きなこと=生起頻度が多い行動であり(A=B)、

生起頻度が多い行動=強化された行動あれば(B=C)、

好きなこと=強化された行動だと考えられます。(A=C)。

 

そうであるなら、自分の行動がどのように強化されるかを知ることができれば、好きなことを見つける手がかりになりそうですね。

なので、これから行動が強化される仕組みをご説明していきましょう。

 

行動は結果によって強化される

 

行動が強化される仕組みは、実はとても単純です。

行動に好ましい結果が伴うと、その行動は強化されます。平たく言えばこれだけです。

例えば、一発ギャグをすることで周りが笑ってくれたり場が和んだりした場合は、一発ギャグをする行動は強化されます。

こういった経験を積んでいくと、一発ギャグはその人の好きなことになります

 

一方、行動に好ましくない結果が伴ったり何の結果も出ない場合、その行動は強化されません。むしろ減少、弱化します。

例えば、一発ギャグをした後に暴言を吐かれたり白い目で見られたり、何の反応もなかった場合、一発ギャグをする行動は弱化されます。

こういった経験を積んでいくと、一発ギャグはその人の嫌いなことになるでしょう

 

好きなこと=好ましい結果が得られる行動

このように考えると「好きなこと」の本質は、行動ではなくて結果の方にあることが分かります。

行動は好ましい結果を得るための手段に過ぎないのです。

一発ギャグは、好ましい結果があれば好きなことになりますが、悪い結果が伴えば好きなことにはなり得えないからです。

 

行動そのものは決して目的ではありません。

結果があってはじめて意味を持つものです。

なので、好きなことを探したいと思った時に注目するべきは行動そのものではなく行動の結果なのです。

あなたにとって好ましい結果が得られる行動。

これががあなたの好きなことなのです。

 

結果で行動を考える重要性

 

当たり前の結論に行き着いたと思われるかもしれませんが、案外自分や他人の行動がどのような結果によって実行・継続されているか考えることは少ないものです。

その人がなぜその行動をするのか考える時、多くの場合は結果を鑑みずに行動だけに着目してしまいます。

その結果、育ちや性格や気質、あるいは単純に「好きだから」「したいから」で済ませてしまう傾向があるように思われます

 

私事で恐縮ですが、1つ例を挙げましょう。

 

私は、ほぼ毎朝6時前に起床して、30分のジョギングを行っています。

「そんな朝早くに起きて走るなんて、何てジョギングが好きな人なんだろう!」

そう思ったあなた、残念。その回答に100点満点はあげられません。

なぜなら、私が好きなのはジョギングそのものではなくジョギングの結果だからです。

ジョギングによって血流が促進され目が覚めるので、私は毎朝ジョギングをしています。

つまり目が覚めるという好ましい結果によってジョギングという行動が強化されているのです。

結果、私のジョギングという行動は継続的に行われることになります。

それを端から見ればジョギングが好きな人に思われるかもしれません

しかし、行動の本当の価値は、行動そのものではなくて結果にあるのです。

 

だから目が覚めるという結果がなければ、私はジョギングを続けていないでしょう。

また、他の方法でより簡単に目が覚めるなら、ジョギングをやめてその方法に移行することになると思います。

 

 

好きなことはあなたの日常的に隠れている

 

以上のように考えると、好きなことを見つける方法が1つ浮かび上がります。

あなたが習慣的に行っている行動、つまり強化されている行動にどんな結果が伴っているかを考えてみれば良いのです。

いつも見てるテレビ番組や、しょっちゅう遊んでる特定の人物やその遊びの内容、あなた仕事場や家庭などで決まって行うこと。

これらの行動にどんな好ましい結果が伴っているか、その共通点をあぶり出すことであなたが本当に好きなことを見つけることができるのです。

なぜならその好ましい結果をもたらす行動であれば、あなたが好きなことになる可能性が高いからです。

好きなことを見つけるには、結果から逆算して考えてみるのも1つの手となるでしょう。


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習慣マネジメンター。「習慣は最も無理なく行動をコントロールして成果をもたらすアプローチである」を信条に活動。日本行動分析学会会員。
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