こんにちは、齋藤です。

運動や勉強などを長く続けていても、ある日プツンと途切れてしまうことがあります。

これは1年、3年、5年と長く続けていてもあり得る話です。

しかし一方で、ほとんど途切れることもなく、それこそ最期までずっと続ける人もいます。

有益な習慣であれば、後者のようにずっと継続できる方が良いですよね。

では、ずっと続く人途切れてしまう人はどこに差があるのでしょうか。

その差を説明していきたいと思います。

ポイントは、いかに行動が続く環境を維持するかです。

 

習慣が途切れる人の理由

まず、習慣が途切れてしまう人の理由を考えてみたいと思います。

この場合の共通する理由は、行動する意味がなくなることにあります。

いくつかに状況に分けて説明します。

 

行動に伴うメリットがなくなった

例えば、毎日のジョギングの楽しみの1つに、同じ時間に走っている好みの異性と会えるというのがあったとします。

毎日すれ違っていると相手から挨拶してくれたりして嬉しい。

しかし、ある日突然その人とパッタリ会わなくなった。今度はさみしい。

こういう出来事は、習慣化している行動が途切れる1つの節目となり得ます。

人の行動が継続されるのは、その行動にメリットが伴うからです。

ですから、そのメリットが無くなってしまえば行動は続かなくなります。

同じように、周囲からの賞賛がなくなった、金が手に入らなくなった、喜んで貰いたい相手がいなくなったなどの場合、習慣はそこで途切れる可能性が生じます。

 

行動しないことによるデメリットがなくなった

こちらもある意味ではメリットが無くなるのと同義なのですが、どちらかと言えばマイナス要素を回避するための動機です。

例えば、学生時代に部活でめちゃくちゃ運動して筋骨隆々だったのに社会人になったら一気に運動しなくなって太ってしまった。

マラソン大会のために毎日欠かさずランニングしていたが、大会が終わったら全く走らなくなった。

または、高校までは毎日一生懸命勉強したのに、志望大学に合格したら遊び呆けるようになった。

これらがこのパターンに当たります。

部活の場合は、しっかりやらないと先輩や先生などに叱られてしまうので、それを避けるために一生懸命練習します。

受験勉強も勉強しないと大学に合格できないため一生懸命やります。周りから秀才などの評価を受けている場合はそのメンツを保つ意味合いも生じてきます。

しかし、部活をやめたり大学に合格してしまえば、半ば行動を強制していたそれらの枷は外れてしまいます。

別に一生懸命練習しなくても怒られたり困ったりすることはありません。

つまり行動しないことのデメリットがなくなるのです。

このような場合も、長く続けていた習慣が途切れる可能性があります。

 

行動することでデメリットが生じるようになった。

上に挙げた2つの要因で習慣が途切れる場合は、その行動が完全に習慣化しているとは言えないかもしれません。

本当に習慣化している場合は、結果にメリットがあるなしに関わらず半自動的に行動をしてしまうからです。

行動をする理由が、いつもしているから、というレベルに達しているわけですね。

しかし、やるのが当然になった、やらない方が気持ち悪い、というくらいに習慣になった人でも途切れてしまうことがあります。

それが、状況の変化によってその行動にデメリットが生じる場合です。

例えばいつも使っている帰り道、特に意識しなくても勝手に足が家路に向かうような場合であっても、その途中で通り魔に襲われたらその後どうなるでしょうか。

ほぼ確実にそのルートを使うことはなくなるでしょう。

あるいは、注意されながらも喫煙を続けていた人が、急に意識をなくし救急車で運ばれ、何とか一命を取り留めたものの、医師から「このままタバコ吸っていたら死ぬよ」と宣告されたらどうでしょうか。

その愛煙家は否応なく禁煙するようになるでしょう。

このように行動に対して明確なデメリットが伴う経験をした場合、人はその習慣を修正するように動き始めます。

新たに生じた脅威に対応できるよう、状況に適応するわけですね。

この修正行動は悪習慣に働けばプラスですし、良習慣に働けばマイナスとなります。

 

 習慣が続く人の理由

では、習慣が続く人はなぜ続くのか、なぜ途切れないのでしょうか?

ポイントは最初に言ったように行動を継続できる環境を保持しているかどうかです。

習慣が途切れるのは、状況が変わることで行動に伴う結果の意味が変わるからです。

行動に伴うメリットや回避するデメリットが無くなったり、行動することでデメリットが生じるようになるわけですね。

反対に言えば、環境に変化にかかわらず、行動にメリットがあり続けるようにすれば継続できるわけです。

 

行動そのものに価値を感じている

行動を継続する最も堅固な動機は、行動そのものに揺るがない価値を見出している場合です。

例えば、ジョギングによって感じられる風を切る感触や体を動かすこと自体に喜びを感じるのであれば、部活に入っていなくても、大会が終わっても変わらず走り続けます。

あるいは、ジョギングすることで頭が冴え、仕事や勉強がはかどったという経験があれば、マラソン高いが終わってもジョギングし続ける可能性が高いでしょう。間接的にジョギングすることの価値を学習しているからです。

実際、適度な運動は血液の流れを促進し、脳への酸素供給が活発になるため頭に良いとされています。

これらの動機付けはその人の内面から起こるものなので、外部の環境がどう変わろうと影響されることはありません。

いくら状況が変わろうと行動の意義を保ち続け、行動し続けることができます。

よって最も堅固な動機付けとなりうるのです。

このような動機付けを心理学では「内発的動機付け」と読んだりします。

自分のやりたいこと、続けたいことに内発的な価値を見いだせた人は幸せだといえますね。

 

動機がなくなる前に次の動機を設定している

しかし残念ながら、有意義な行動に内発的な価値を見いだせない、あるいは見いだすのに長い時間を要することもよくあるのが人生です。

しかし、そうであっても続く人はいます。

そのような人は意図的な続けるための環境づくりが上手なのでしょう

今現在行動をする理由が消失する前に、その後も行動する理由を設定しているのです。

例えば、マラソン大会を目標にジョギングを続けているのであれば、その大会が終わる前に次の大会の参加を予定してしまう。このような取組みが効果的です。

今行動している理由を終着点ではなく、通過点の1つにしてしまうのです。

これは単にスケジューリングするよりも、参加申請を出すなどしてしまう方が効果的でしょう。

常に行動に対して目標があり続ける状況にしておく。

こうすることで動機付けが途切れることもありませんし、いずれ内発的な価値が生まれてくる可能性もあるのです。

まとめ

以上、習慣が途切れる人と続く人の差をご説明しました。

要約すると、

  • 習慣か途切れる人は、状況の変化によって動機が消失している
  • 続く人は、状況変化に影響されない内発的な動機を持っている、あるいはずっと動機が続くような環境づくりを行っている

ということでした。

いかに自分の環境を習慣が続くように操作できるか、周りの状況に流されないようにするかを意識することが大事だと言えるでしょう!


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習慣マネジメンター。「習慣は最も無理なく行動をコントロールして成果をもたらすアプローチである」を信条に活動。日本行動分析学会会員。
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